日本人が感じるハンガリーに関する疑問に、日本語を学ぶハンガリー人が答えます。(これは毎年9月~12月に大学1~2年生用に開設される「日本語の正しさ1」という授業で学生が書いた作文を集めたものです。)
ブダペストで全ての所でタバコを吸ってもいいです。道でとてもたくさんの人がたばこを吸って、若い人も年をとった人も吸います。子供がこれをいつも見るので、子供に悪い手本になります。みんなが道で歩きながらたばこを吸って、ごみを歩道に捨てます。ごみばこがたくさんありますが人々はあまり使いません。2010年8月5日に「地下道でたばこ吸ってはいけません」という新しい法律が出ました。カメラがいつも見て、たばこを吸っている人は罰せられます。いい法だと思います。
ハンガリーでは歩きながらタバコをすってもいいですが、政府はEUに入ってからたくさん新しいルールをつくりました。たとえば2010年8月5日からブダペストの地下道が禁煙になりました。罰金は30000フォリントです。「FKF」という会社のインスペクターが毎日監視します。また、去年から子供のけんこうのために、遊び場の近くでも禁煙になりました。問題は、タバコをすってから人々が吸いがらをゴミ箱にすてないことです。町を歩くと地面にたくさん吸いがらが見えます。ですからFKFが歩きながらタバコを吸うことを禁止しても、びっくりしません。
ハンガリーで歩きながらタバコを吸うことは禁止されていません。でも、禁止したほうがいいかどうかをめぐって、いろいろ議論がありそうです。たくさんの人はタバコをすうことが他人に対して失礼だと思っています。それで議論の多くはタバコが好きな人と嫌いな人の争いになっています。それは仕方ないですが、意味がある意見も逸れやすくなってしまいます。人々に一番大事な問題はたぶん子供についての問題です。タバコの煙は子供の健康に危険です。ですから、最近遊び場や空気が少ない地下道でタバコが禁止になりました。タバコを吸っている皆さん、どこで吸うか注意することにして下さい。
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