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ハンガリーの疑問

日本人が感じるハンガリーに関する疑問に、日本語を学ぶハンガリー人が答えます。(これは毎年9月~12月に大学1~2年生用に開設される「日本語の正しさ1」という授業で学生が書いた作文を集めたものです。)

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地下鉄は遅れませんか

地下鉄はハンガリーで一番時間を守る交通機関です。ある駅にやく30秒ぐらい停車して、音が鳴ったら走り始めます。全ての駅に時計のようなデジタルの時間を計るものが置いてあります。それは、次の地下鉄がいつ着くかを表示しています。この間はだいたい3分です。地下鉄があまり遅れないといことの理由は簡単です。いつも同じ道を行き、その道に他の交通機械がないからです。しかし地下鉄も時々遅れることもあります。もし電気が偶然なくなったら、地下鉄の交通もだめになるでしょう。この場合には、地下鉄の代わりにバスが走るでしょう。残念ながら、毎年いっぱい自殺事件が起ります。自殺を地下鉄の駅でするは多いです。理由は多分この方法が一番早く死ねる方法なのでしょう。そんな事件があれば勿論地下鉄交通が何時間も止まります。

地下鉄のダイヤは鉄道と違います。だいたい前の列車が駅を出ると、次の列車は2分~5分ほどで着きます。夜は遅くなるともちろん列車の数が少なくなって二台の列車の間の時間も長くなります。事故や何かがあったら遅れます。そのときスピーカーで知らせます。鉄道は違います。レールは古いし、お金はないから工事はできません。寒くなると、列車が遅れます。暖かくなるとまた遅れます。もちろん事故があったら列車は来ません。結局、鉄道で行く場合、約束したの時間に遅れても不思議ではありません。

ハンガリーの地下鉄の駅にはタイマーがあります。このタイマーは地下鉄の出発時刻に残り時間を表しますので、地下鉄がいつも時間に正確だと考えるんです。でもこのシステムはときどき動きません。たとえば、ほとんど毎朝私の地下鉄が遅れます。ハンガリーでは公共交通機関の遅れは大きい問題です。ときどき自殺する人は地下鉄の下に落ちますので、地下鉄が遅れます。ときどき地下鉄は駅の間の赤信号で止まります。その時も地下鉄が遅れます。

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